まいど!kojiです!
イギリス人のジョン・ドルトンは「原子説」を発表した化学者として知られています。
全ての物質は原子と言う小さな粒から出来ているのではないか、と言う考えは昔からありましたが、ドルトンは実験の結果から原子を示し、こう言いました。
「すべての物質は、その物質に特有の大きさや重さを持った、同じような性質の小さい粒から出来ている。この粒が原子だ」
近代科学の基礎を作った化学者 ドルトンが亡くなった日
ドルトンは、1766年にイギリスの小さな村で生まれました。


勉強好きなドルトンは12歳の時に自分で学校を開き、自分よりも年上の生徒にも教えるようになります。
2年後には村を離れて町の学校の先生になり、27歳の時に大学の先生になりました。
若い頃、ドルトンが夢中になったのは、気象研究でした。
21歳から毎日決まった時間に自分が作った測定器で気象観測をし、1844年7月27日に亡くなる前日まで57年も気象観測を続けました。
気象研究の空気の成分に疑問を持ち、気体の実験をしたことが原子説の発表につながったのです。
また、ドルトンは色覚異常(色の見え方が違う事)についても研究しました。ドルトンが26歳の時、自分には青緑に見えるものが、ほかの人には赤く見えていることに気が付いたのがきっかけです。
ドルトンは自分を実験材料にして研究し、色覚異常に関する論文を発表しました。
この論文をきっかけに、化学者や医師が色覚異常と言われる見え方に関心を持つようになり、さらに研究が進んでいきました。
今では色覚異常は血液型のように、人それぞれが持つ特性の一つと考えられています。
ドルトンは偉大な科学者として、今も多くの人々に影響を与えているのです。
この日は他にも…
スイカの日 スイカの縦じま模様を綱にたとえ7(な)つの2(つ)7(な)の語呂合わせから。
岩崎恭子が日本人として競泳史上最年少で金メダルを獲得した日(1992年)
koji