まいど!kojiです!
絵画の「印象派」と言うのを、皆さんは聞いたことがありますか?
印象派は、19世紀に誕生しました。
描く対象の輪郭や色よりも、周りの光や空気の変化を絵の中に取り入れた画家たちの事を言います。
印象派には、たくさんの有名画家がいますが、特に有名な画家の一人がピエール・オーギュスト・ルノワールです。
印象派画家として活躍した
ルノワールが生まれた日
ルノワールは1841年2月25日フランスのリモージュと言う町で生まれました。
幼い頃から手先が器用だったルノワールは、小学校を卒業すると、陶器の絵付けなどの仕事をしながら生計をたてます。
そして21歳の時に画家を目指して国立美術学校に入学します。
始めは伝統的な絵画を描いていたルノワールでしたが、印象派の創始者であるモネやポール・セザンヌらと出会い、次第に印象派に心惹かれていきました。
しかし、印象派の画家は伝統的な美術界から評価されず、サロン(政府が開く展覧会)に入選できません。
「サロンに展示されないなら、自分たちで展覧会を開こう」
そう考えた印象派の画家たちは、1874年にパリで自分たちの展覧会を開きました。
のちに「第一回印象派展」と呼ばれることになる、歴史的な展覧会でした。
しかし、この展覧会の評判は良くありませんでした。
モネの「印象・日の出」と言う絵のタイトルから引用し、人々は軽蔑の意味を込めてルノワールたちを、「印象派」と呼びました。
しかし、印象派の画家は、自分たちを信じて発表し続けました。
そうした活動により、やがて印象派は高い評価を得るようになります。
そして、その後の画家たちにも大きな影響を与えることになりました。
ルノワール自身は、精力的に絵を描き続け、1919年に78歳で亡くなりました。
ルノワールの作品の数々














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