日本の昔話 ネズミの嫁入り


まいど!kojiです!

今年も押し迫って来ましたね。

来年は

”ねずみ”年です。

今回のお話は『ネズミの嫁入り』です。

これは、少し有名ですよね。知っている方も多いとおもいます。

ネズミ年 いい年になりますように。

ネズミの嫁入り

むかーし むかーしあるところに、

物持ちの長者がおったそうな。

その長者の屋敷の中に、大きな蔵があって、その蔵の壁の小さな穴の中に、ネズミの親子が住んでいました。

娘のネズミが年頃になり、ネズミのお父さんとお母さんは、娘の婿を探すことにしました。

「ねえ、父さんや。うちの娘は、きりょうがいいし、嫁にやるなら、ここの屋敷の、長者どんの息子はどうじゃろうねえ。」

「うちの娘をやるのは勿体ない。長者どんより偉い、日本一の王様にやりたいもんじゃ。」

そこで、ネズミのお父さんとお母さんは、娘の婿を探しに、出かけることにしました。

「日本一の人は…。おう、そうだ。」

父さんは、空のおてんとうさまを指さして、言いました。

そして、山のてっぺんに登ると、大声で叫びました。

「おてんとうさまあ、うちの娘を嫁にもろうて下さい。日本一の王様は、おてんとうさまと決めました。」

すると、おてんとうさまは、ほっほっほと笑って言いました。

「と、とんでもない。私がいくら照らしても、雲さんがくりゃ陰になる。日本一は、雲さんじゃ。」

ネズミのお父さんとお母さんは、なるほどと、思いました。

ちょうどそこへ、空を通りかかった雲を見つけて、大声で叫びました。

「雲さまあ、うちの娘を嫁にもろうて下さい。日本一の王様は、雲さまと決めました。」

すると、雲はふわっふわっと、

「と、とんでもない。私なんぞ。風さんに吹き飛ばされれば、おしまいよ。風さんこそ、日本一。」

と言って、通り過ぎてしまいました。

ちょうどそこへ、木の葉をゆすって、風さんがやってきました。

「風さまあ、うちの娘を嫁にもろうて下さい。日本一の風さまあ。」

父さんと母さんがそう言うと、風さまはくるくるっと回って、

「と、とんでもない。私がいくら吹いたって長者どんの屋敷の蔵の壁はびくともせん。壁さんこそ、日本一。」と言うと、消えてしいました。

ネズミのお父さんとお母さんは、大急ぎで穴へ帰ると、壁さんに言いました。

「壁さまが日本一の王様とは、知りませんでした。是非、うちの娘を嫁にもろうて下さい。」

「と、とんでもない。私なんぞ。ネズミさんにかじられたら、いっぺんに穴が開いてしまいます。

ネズミさんこそ、日本一。いや、世界一。」

壁がそう言い終わらぬうちに、ネズミのお父さんとお母さんは、娘の嫁入りの支度を始めました。

そんなわけで、ねずみの娘の嫁入り先は、ネズミの若者のところになりました。

めでたしめでたし。

koji

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スーパーマーケット勤務で野菜と果物を販売しています。 野菜と果物を見つめて40年!現在進行形のプロです。 好きな物はとにかく”肉”が好きです! カツカレー、焼き肉、ステーキ、生姜焼きまで!たまりません! 歌も好きで、暇をみては一人カラオケします! それから、ヒーロー達の乗り物が好きなんです。 例えば【サンダーバード】に出て来るメカ、 【バットマン】が乗っている全ての乗り物、 【マジンガーZ】を操縦する頭の上に乗っかるホバーパイルダー、 古くは 【スーパージェッター】の流星号、 【マッハGOGOGO】のマッハ号 などのミニチュアを集めてます。 【ルパン三世】も大好きで『カリオストロの城』でハマりました。 細かい物まで見つけては集めてます。