あまり聞かない日本の昔話 へっぴり よめさ


まいど!kojiです!

今回のお話は『へっぴり よめさ』です。

あまり聞いたことが無いと思います。

さっそく、いきましょう。

へっぴり よめさ

むかしむかしあるところに、よく 屁をこく娘がいました。

その娘さんが、お嫁に行くことになったので、お母さんが言いました。

「お嫁に行ったら、屁っこき癖を直すように、気を付けるんだよ。」

娘さんは、お母さんの言いつけを守って、嫁入り先で屁をこかないように我慢していました。

ところが、我慢しすぎて、だんだん顔色が、悪くなってきました。

ある日、おばあさんが心配してお嫁さんにたずねました。

「どこか、身体の具合でも、悪いのかい?」

「いいえ、どこも悪くありません。ただ、屁をこきたくて」

お嫁さんは、恥ずかしそうに言いました。

「なんだ、そんなことか。かまわないから、どんどんおやり」

「でも、私の屁は特別ですから。」

「屁に特別も何も、あるものか。さあ、思い切ってやってごらん。」

「では、おばあさん、あの庭の石うすにつかまってください。」

「おやまあ、これはおおげさな。」

そういいながら、おばあさんは庭に降りて、石うすにつかまりました。

お嫁さんは着物の裾をまくって、お尻を上に向けました。

物凄い音と一緒に、おばあさんは石うすごと吹き飛ばされ、馬小屋の上に落ちました。

これを見ていた息子は、驚くやら、腹を立てるやら。

「いくら何でも、親を屁で吹き飛ばすようなものは、嫁にはできねえ。

出て行ってもらおう。」

息子はお嫁さんを連れ、お嫁さんの親のところへ、送っていきました。

その途中、道端に大きな柿の木があって、美味しそうな実が揺れています。

馬引きが、その柿の実を取ろうと、石を投げていました。

でも、石が当たっても、柿の実は落ちてきません。

それをみて、お嫁さんが言いました。

「あんなもの、私なら、おなら一発だ。」

「何?おなら一発で取れるだと。おもしろい、やってもらおうじゃないか。」

馬引きが怒って言いました。

「もしおなら一発で柿の実が取れたら、どうします?」

「この馬を荷物ごと、くれてやる」

お嫁さんは着物の裾をゆっくりまくると、柿の木にお尻を向けました。

物凄い音と一緒に、柿の木が根こそぎ倒れました。

驚いた馬引きは、転がるようにして逃げていきました。

息子は、これを見て、大喜び。

「いやあ、大したもんだ。おらの嫁は日本一の屁こき嫁さ。

もうどこへもやらない」

そういって、お嫁さんをまた、家に連れて帰りました。

それからお嫁さんの為に、屁をするところを作ってやりました。

お嫁さんは、屁がしたくなると、そこへ行って戸を閉めて、

みんなの迷惑にならないようにしました。

屁をするところだから へや。

家の中を、へや と言うようになったのは、そのときからだそうです。

koji

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スーパーマーケット勤務で野菜と果物を販売しています。 野菜と果物を見つめて40年!現在進行形のプロです。 好きな物はとにかく”肉”が好きです! カツカレー、焼き肉、ステーキ、生姜焼きまで!たまりません! 歌も好きで、暇をみては一人カラオケします! それから、ヒーロー達の乗り物が好きなんです。 例えば【サンダーバード】に出て来るメカ、 【バットマン】が乗っている全ての乗り物、 【マジンガーZ】を操縦する頭の上に乗っかるホバーパイルダー、 古くは 【スーパージェッター】の流星号、 【マッハGOGOGO】のマッハ号 などのミニチュアを集めてます。 【ルパン三世】も大好きで『カリオストロの城』でハマりました。 細かい物まで見つけては集めてます。