まいど!kojiです!
うちわ(団扇)と扇子の違い、どっちが涼しいの?
うちわ
うちわは漢字で 団扇 と書きます。
これは当て字でどう読んでも”うちわ”とは読めません。
その昔うちわは翳(さしば)と言われ、大型の鳥の羽を重ねて作った物や芭蕉の葉で作った物などが主流でした。
最初はあおぐより邪気除けで使われていて、室町時代には竹や紙を使った今の形に近い物になり江戸時代に一般庶民にも広まって風を起こしたり、虫よけで使われるようになったそうです。
江戸時代に”虫を打ち払う”用途で使われていた時に 打ち払う→打つ翳(うつば)→うちわ となったそうです。
明治時代になると外国からの評価がよく、輸出されるようになったそうです。
扇子
扇子は扇(おおぎ)と呼ばれていて、ご存知の通り携帯用に作られています。
蛇の目になっている部分を開いて使います。開いた形が扇形といいます。
たたむと帯に刺したりカバンに入れて持ち歩く事が出来ます。
当初、扇子はメモ帳として使われていたって知ってましたか?
(この頃の扇は紙ではなく木で出来ていました)
平安時代には木の骨組みに紙を貼って、和歌のやりとりや顔隠しで使われていたようです。
この扇が小型化し、後ろに”子”が付いて 扇子 と呼ばれるようになりました。
さて、どっちが涼しい?
同じ手の動き あおぎ方で言うと うちわです。
柄の先から先端までの長さがあるほうが風量が増します。
そしてうちわ特有の”しなり”で風を強くしているんです。
扇子は持ち運びにはたけてますが、あおいだ時に小さな力で、あの波状1つ1つが小さな渦を作り風を生み出しているんです。
うちわは強い風、風量で涼しくし、扇子は少ない力で細かい風を起こし、涼しくする
違いがわかりましたでしょうか?
このことを思い出して使い分けすれば、便利じゃないですか?
浴衣に甚平 花火大会、納涼会 これから出かけるシーズンですよね?
うちわ 扇子 で涼みながら… たーまやー🎆
koji